ストレスで眠れない夜に効くセルフケア呼吸法とストレッチ

カテゴリー:睡眠・休養の工夫

ストレスで眠れない夜に効くセルフケア呼吸法とストレッチ

はじめに:ストレスで眠れない夜に共通すること

「疲れているのに眠れない」「頭の中で考えごとが止まらない」――そんな夜、ありますよね。 眠れない原因の多くは、心や体が“リラックスモード”に切り替わっていないことにあります。

人の体は、自律神経が交感神経(活動モード)副交感神経(休息モード)のバランスを取ることで、 心身の状態を保っています。ストレスが強いと交感神経が優位になり、体も心も「戦闘モード」のまま。 この状態では、どれだけ布団に入っても眠りにつきにくいのです。

この記事では、そんなストレスで眠れない夜に役立つ、 簡単にできるセルフケア呼吸法とストレッチを紹介します。特別な道具はいりません。 体と心を穏やかに整え、自然な眠りへと導く方法を、今夜から取り入れてみましょう。

1. 呼吸法で自律神経を整える

呼吸は、自律神経を唯一コントロールできる手段です。 ストレスで浅くなった呼吸を意識的に整えることで、体が自然に「休息モード」へと切り替わります。

① 4-7-8呼吸法(リラックス呼吸)

ハーバード大学の研究でも注目された、眠る前の呼吸法です。

  1. 鼻からゆっくり4秒かけて息を吸う
  2. 息を止めて7秒キープ
  3. 口から8秒かけてゆっくり吐く

この呼吸を4回ほど繰り返すと、心拍数が下がり、体が深いリラックス状態に入ります。 「吐く息を長くする」ことがポイントです。

② 腹式呼吸で心を落ち着ける

手をお腹にあて、吸うときにお腹をふくらませ、吐くときにへこませるようにします。 胸ではなくお腹で呼吸するイメージを持つと、副交感神経が刺激されやすくなります。

寝る前に3〜5分ほど腹式呼吸を行うだけでも、頭の中が静かになり、眠りやすくなります。

2. ストレッチで体の緊張を解く

ストレスを感じると、無意識に肩や背中、首の筋肉がこわばります。 そのまま眠ろうとしても、体が「休む準備」をしていない状態です。 寝る前の軽いストレッチで、筋肉の緊張を解いていきましょう。

① 肩まわしストレッチ

1. 背筋を伸ばして立つまたは座る
2. 肩を耳の方に引き上げ、ゆっくり後ろに回す
3. これを10回ほど繰り返す

血流がよくなり、肩の重さが軽くなります。

② 背伸びストレッチ

両手を頭の上で組み、ぐーっと上に伸ばして10秒キープ。 その後、力を抜いて腕をストンと下ろします。 緊張していた背中と腰の筋肉が緩み、呼吸も深くなります。

③ 寝ながらできる全身リラックスストレッチ

布団の上であお向けになり、つま先を軽く伸ばしたり、足首を回したりします。 手をゆっくり開閉しながら深呼吸を繰り返すと、全身の血流が整い、 「眠る準備」が自然と整っていきます。

3. 呼吸とストレッチを組み合わせたナイトルーティン

呼吸法とストレッチをセットで行うことで、相乗効果が生まれます。 以下の順番で行うのがおすすめです。

  1. 照明を落とし、深呼吸を3回して気持ちを落ち着ける
  2. 肩まわし・背伸びストレッチで全身をほぐす
  3. あお向けになり、腹式呼吸を5分行う
  4. 最後に4-7-8呼吸法を2セット

これだけで、体の緊張が解け、心拍数が下がり、自然に眠気が訪れます。 「眠らなければ」と焦らず、「休息する時間」として取り組むことが大切です。

4. 睡眠環境を整えてより深い眠りへ

呼吸法やストレッチの効果を高めるには、寝室環境も重要です。 寝室が明るすぎたり、温度が合っていなかったりすると、リラックスが妨げられます。

  • 照明:寝る1時間前から暖色の間接照明に切り替える。
  • 温度:室温は18〜22℃、湿度は50〜60%を目安に。
  • 音:静かな環境を作り、必要に応じてホワイトノイズを使用。

さらに、寝る前にスマホを見ないようにすることも重要です。ブルーライトは脳を覚醒させ、 メラトニンの分泌を抑えてしまうためです。

5. 翌朝のリカバリーを高めるために

「眠れない夜」を引きずらないためには、翌朝の過ごし方もポイントです。 朝の光を浴びることで体内時計がリセットされ、夜の眠気が自然と整います。

  • カーテンを開けて朝日を浴びる:セロトニンが活性化し、睡眠リズムを整える。
  • 朝の深呼吸:1日のスタートに酸素を取り入れ、脳を活性化。
  • 軽いストレッチ:筋肉を目覚めさせて血流を促す。

夜にリラックスし、朝にリズムを整える。この流れができると、 ストレスに強く、眠りやすい体質へと変わっていきます。

まとめ:呼吸とストレッチで「眠れる体と心」を育てる

眠れない夜は、心と体が「まだ緊張しているよ」というサインです。 そんなときこそ、呼吸とストレッチでやさしく整えてあげましょう。

深い呼吸で心拍を落とし、筋肉のこわばりを解くことで、自然な眠気が戻ってきます。 習慣化することで、ストレスに負けない“眠り上手な体”を作ることができます。

睡眠を整えることは、ストレスケアの第一歩です。
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2025-11-23

※本記事は一般的な情報をお伝えするものであり、診断や治療を目的としたものではありません。体調に不安を感じた際は、医師など専門家にご相談ください。


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